メールアドレスは簡単に作れる時代。
SNSやアプリの登録でも必要になってくるメールアドレス。いくつも持っている方はおおいのではないでしょうか?
しかし、最近では友人同志や同僚同士であればLINEで済ませてしまう事が多くなっています。
お店を開業する上でも、メールアドレスが必要になってきますが、メールアドレスには一体どんな役目があるのでしょうか?
新しくメールアドレスを作らなきゃ駄目なの?フリーメールで大丈夫だよね?
この疑問について解説していきましょう!
お菓子屋さん開業時、メールアドレスは新たに作った方が良いの?
メールアドレスって何に使うの?
お菓子屋さんでも、お店を開業する上でメールアドレスが必要になってきます。
厨房にこもりきりなお菓子屋さんにとってメールアドレスはお店の事務的な窓口にもなります。
メールアドレスがきちんとしたものでないと、お客様も業者さんも不信感を抱くことにもなりかねません。
- 業者さんとの業務連絡。
- 材料をショッピングサイトで購入する際にネット上で登録する為。
- 業者さんへの発注がオンライン化してきたので発注にも必要。
- クレジットカードやネット銀行の取引。
- 税務関係の手続きなどネット上で行う為。
- ホームページからのお問い合わせや返信。
- オンライン・ショップからの受注を受け取る。
- 入金確認をリアルタイムでメールで受け取る。
- 取材時の企画書や校正のやり取り。
また、礼儀を重んじた『業務としてのやり取り』や、『お客様とのやり取り』は砕けた関係でなければ、メールが主流です。
仕事をしていく上で必ず必要になってくるメールアドレスは名刺にも印刷する事になります。
プライベートアドレスと事業用アドレス統一させない方がいい理由。
個人事業主だし!プライベートのメールアドレスをそのまま運用しよう!そう、考えている方それは止めたがいいです。
それには、以下の理由があります。
- 業務のメールとプライベートのメールが混在してしまうと、大切なメールを見逃してしまう可能性が出てくる。
- 興味のない、ニュースレターやメールマガジンと一緒に大切なメールを削除してしまう可能性がある。
- 業務に係るメールを誤って友人に送信してまう可能性。
- プライベートのメールアドレスは信頼性が薄い。
プライベートと事業用のメールを分けることで、メールホルダーがクリアになりスムーズに業務を進めることができます。
では、事業用のメールはどこで取得するのがベストなのでしょうか。
メールの種類にはどんなものが?
メールアドレスを作るにも色々な方法があります。
キャリアメール
携帯端末向けに無料で発行されているメールアドレス。
例)docomo,Softbank,auなど
フリーメール
必要事項を入力すれば無料で電子メールアカウントが取得できるサービス
例)Hotmail,gmail,yahoo,outlook,iCloudなど
プロバイダーメール
プロバイダが提供するメールサービスでプロバイダと契約すると無料でアドレスが取得できる。
例)JCOM, BIGLOBE,So-net,Yahoo!BBなど
独自ドメインメール
有料で独自ドメインを取得すると、専用のメールアドレスやURLを持つことができます。
例)stop-spoofing@amazon.com
アドレスの「@」の“前”だけでなく“後”もを自分のドメイン名(「@お店の名前.com」など)が持てる。
この4つのどれが、信用度が高いでしょうか?
信用度で言うと、独自ドメインのメールアドレス➡︎プロバイダメール➡︎携帯のキャリアメー➡︎フリーメールの順になります。
メールアドレスは何処で作るのがベストなの?
キャリアメール
キャリアメールには、アドレスに自分の誕生日やラッキーナンバー、好きな人、物、の名前など入れている方が多いのではないでしょうか?
決して駄目な訳ではありませんが、キャリアメールはプライベート感が強く、仕事で使用するには適しているとは言えません。
フリーメール
フリーメールはお店の認知度によって考え方が異なるります。
既にお店のブランドやシェフ自身に知名度があれば“フリーだから信用が薄い”という捉え方はされにくいかもしれません。
しかし、知名度がなかったり
お店全体をブランディングしていく上では、フリーメールはあまりおすすめではありません。
フリーメールではGmailはセキュリティが強い
Gmailのセキュリティは強く、送受信するメールは自動的にウィルススキャンされ、スパムもかなりの割合で弾いてくれます。
普段使わない端末からアクセスすると、メールへ連絡が入ります。また、二段階認証を有効にする事でセキュリティは守られやすくなります。
プロバイダーメール
プロバイダー契約の際に、身分証明書が必要な事やプロバイダー利用料金が発生する為、信用の観点から言えば問題ない。
しかし、@プロバイダー名.co.jpとなり、
ブランディングの観点から言えば独自ドメインメールが望ましい。
独自ドメインメール
無料で誰でも作ることのできるフリーメールは、いつでも捨てる事が可能で詐欺にも多様されている事から独自ドメインメールは、身元が確認されている事、メール利用に料金が発生している観点から信用が得られやすい。
独自ドメインの取得方法
ホームページ会社
ホームページを作成する会社(ジンドゥー•wixなど)で、有料プランを選択した場合、独自ドメインが得られる。
別料金(月額約1000円前後)にはなるが、そのドメインに付随したメールアドレスが取得可能。
G suit
Googleが運営するサービスで、Gmailの有料版。
月額680円で独自ドメインメール(30GB)を取得する事ができる。
お名前.com
お名前.comで独自ドメインを取得する事で独自ドメインメールを取得する事が出来る。
独自ドメインは1年契約で更新毎に更新料がかかる。
独自ドメインの取得とは別にメールサービスへの申し込みが必要。メールサービスはスタンダードプランで年額1012円
セキュリティを強化するには別料金が必要となるが、全てを合計しても月額約300円前後で取得できる。
ただし、10GBがMAXとなるので大容量の写真を多用に添付する事が多くなる場合は気をつけなければならない。
まとめ
◉プライベート用とお店用のメールアドレスは別にするべき。
◉基本的にはフリーメールやプロバイダーメールでも、問題はない。
◉信頼性を高めたり、ブランディングを重視するならば独自ドメインメール一択。
◉独自ドメインメールは必要な容量、セキュリティ、価格を比較して選ぶ。