以前はレジといえばレジスターでしたが、ここ数年、レジとえばスマレジというほど定番化してきました。
そんなスマレジですが、小さなお菓子屋さんであれば、スタンダードプランの無料プランで活用可能と考えます。
また、今後お店を大きくした際に多店舗展開やデーター解析が必要な場合は有料プランを検討しても良いかも知れません。
私のお店は現在レジスターを使っていますが、この度、真剣にスマレジを検討中。
そんな私が調べた、小さなお菓子屋さんのスマレジ事情を解説していきたいと思います!
レジスターからスマレジに変更
今まで、レジスターを利用してきた理由は『固定費がかからない』からでした。
小さなお菓子屋さんにとって、毎月かかってくる固定費は極力へらしていきたいと考えています。レジスターはPOSレジの様な機能はありませんが、業務内容が多くない為、なけれなないなりに運営していました。つまり、すでにレジスターを持っていれば、買い替える理由は、以下となってくるのではないでしょうか。
- 壊れてしまった
- レジ周りをスッキリ、カッコよくしたい
- お店を多店舗展開したい
- スタッフの数が増えて、単純作業にしたい
既にレジを持っている方にとっては、新たに機材を買い足さなくてはいけない為ハードルが高くなります。
今回、私のお店は、レジスターのキャッシュドロア(お金を入れる引き出し)の締りが悪くなってきた為、
私が今まで利用してきたような一般的なレジスターの機能が必要でしたら、無料のスタンダードプランで十分と考えて、買い替えるならスマレジに!と思っています。
つまり、開業と同時にレジの購入をお考えでしたらスマレジの利用が断然お勧めです。
のちに、お店を大きくしたり、多店舗展開をする時もスムーズです。
小さなお菓子屋さんは無料プランでOK
スマレジを選んだわけ訳
- 無料で使える。
- 必要経費がレジを買い替えるより低価格。
- レシート用紙が今までの半分で消費で済む。
- ジャーナルの管理が楽になる。
①無料で使える
小さなさな小さなお菓子屋さんは店舗数も1店舗、商品のアイテム数や売上自体も限定的な為、POSレジの様な機能が全て必要という訳ではなくスタンダードプラン(無料)からスタートでOK
お店の規模が大きくなれば有料プランに変更もできますが、必要なければ無料のスタンダードプランで継続できます。
② 必要経費がレジを買い替えるよりも、低価格。
お店で利用しているipad、現在使ってないiphoneがあった為、購入が必要なのは、以下の3点。
- レシートプリンター
- タブレットスタンド
- iPhoneスタンド
キャッシュドロアは引き出しで対応。
レシート用紙は現在使っている用紙も使えるタイプのレシートプリンターにします。
③レシート用紙が今までの半分の消費で済む。
ジャーナルを電子ジャーナルに出来る為、レシート用紙代が大幅に削減できる。
④ジャーナルの管理が楽になる
ジャーナル紙は毎回のレジでの取引が記録されており、法律により7年間保管することが法律により定められています。
税務署に申請する事で電子ジャーナルでの保管が可能となります。ジャーナル保管のばしょも取らない上に、管理も楽になります。
2022年1月1日より施行された改正電子帳簿保存方により電子保存する際の申請が不要になりました。
スマレジの5つのプラン
スマレジで用意されているのは5つのプラン。スタンダードプランは無料で、それ以上のプランは月額制の有料プランです。
- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
プラン別機能一覧
スタンダードプランでも利用可能な基本機能
スタンダードプランのレジ機能でも普通のレジスターを利用する以上の機能が揃っています。
通常販売
通常のレジ販売が行えます。
部門販売
商品を部門ごとにグループ分けして販売ができます。
値引・割引販売
レシート上にも明示できる単品・小計からの値引き・割引が可能。
取置販売
在庫を一旦、取置在庫にストックしておくことが可能。
会計保留
並んでいるお客さま等に事前に注文を受け付け、会計は保留にできる機能。
セット販売
指定の商品をセットにして、新たな商品として販売で可能。
バンドル販売
指定の商品をまとめて販売した場合に、自動で割引・値引きします。
オプション販売
特定の商品に、オプション(トッピング)を紐づけて販売可能。
プロパー/セール販売
あらかじめ指定した期間に商品を紐付けてセール料金で販売することが可能。
免税販売
免税販売に必要な書類を自動で作成。免税販売がスムーズに。
軽減税率販売
軽減税率にいち早く対応。制度が決定次第、アップデートします。
個別会計
割り勘等を希望された場合に、商品ごとに分けて会計可能。
端数値引
1円や10円単位の端数を、設定した位で切り捨てる事ができます。
精算レシート・電子ジャーナル
7年間保存が必要なジャーナルの管理がクラウド上で可能。日々のレシート用紙の削減も可能。
かんたん販売モード
商品写真一覧から簡単に商品を選択し、販売できる設定。
取引メモ
取引に任意でメモを残すことができる機能です。管理画面から追加することも可能。
取引タグ
販売時に指定し、商品情報や内容に左右されないタグを付与する機能。
ギフトレシート
ギフトレシートと商品の店頭持ち込みで、サイズやカラーの交換に対応。
売上分析
売上は自動で集計され、常に最新の情報が確認できます。
【日別、時間帯別、曜日別、商品別、販売員別、端末別など】多角的な売上分析を行うことで、より的確に売場の状況を把握することが可能です。
月別の売上は、有料プランから閲覧可能。
無料のスタンダードプランでは確認できません。
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済
端末によるカード決済はもちろん、各種決済サービスとの連携による
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済も利用可能。
周辺機器対応(レシート印刷、バーコードリーダー、自動釣銭機などとの連携
予算管理
店舗毎に予算を設定すると、売上分析やイベントカレンダーなどで、予算や実績などの推移をわかりやすく表示することが出来ます。
売上集計のために割いていた時間を大幅に削減できるだけでなく、リアルタイムに数字の変化を追えるので、煩雑だった予実管理が驚くほど簡単に。
月毎に予算を設定できるほか、さらに細かく日別やスタッフ別※に予算を割り当てることが出来ます。
スタッフ別予算管理は、プレミアムプラン以上でご利用できます。
データーCSV出力
管理画面から、商品情報や取引履歴、顧客情報※等の各種データをCSVで出力できます。データの分析等にお役立てください。
顧客管理機能は、プレミアムプラスプラン以上でご利用いただけます。
クイックコマンド
「会員値引」や「社員割引」、「無料サービス」などをショートカットボタンとして自由に登録し、会計時に簡単に適用できる、便利な『クイックコマンド機能』を搭載。
トレーニングモード
端末設定で「トレーニングモード」をオンにすると、売上などが反映されない練習モードになります。
またこのモードにしていると、レシートの印字もされません。
スマレジストア
レシート用紙の購入、値札作成を管理画面から簡単に行えます。
イベントカレンダー
お店に関する様々なイベント情報をカレンダーに自由に登録。
iPhoneをカスタマーディスプレイに
iPhone等の端末をカスタマーディスプレイとして使用し、お客さまに対して合計金額やお釣りを表示することが可能。
スマレジの利用に必要な機材
最低限必要なもの
スマレジスターターキット
- iPad
- レシートプリンター
- レシート用紙
上記アイテムで利用する場合は、レジの金銭入れとなる引き出しや金庫的なアイテムが必要になってきます。
また、カスタマーディスプレーが無い場合は、お客様に口頭もしくはiPadの画面を直接見せる必要が出てきます。
カスタマーディスプレーとは
お客様側から支払い価格が確認できる、お客様側に向いた金額表示ディスプレーのこと
iPad
レシートプリンター
レシート用紙
あればほしいもの
- タブレットスタンド
- カスタマーディスプレー用iphoneもしくはカスタマーディスプレー
- キャッシュドロア
- カードリーダー(クレジットカード利用の場合)
カードリーダーは契約したクレジット決済会社のカードリーダーを購入し、スマレジと連携させます。
タブレットスタンド
カスタマーディスプレイ
キャッシュドロア
その他アイテム
- バーコードリーダー
- レシートプリンター内蔵キャッシュドロア
- キッチンメロディースピーカーセット
レシートプリンター内蔵キャッシュドロア(タブレットスタンド付)
連携可能なクレジット・モバイル決済
モバイル決済のカードリーダーと連携させれば、クレジットカードや電子マネーで決済した情報もスマレジ内で管理できます。
オンラインショップとも連携可能なリンク型決済を起用しているのはSquare・STORESです。オンラインショップの送料問題を解決するリンク型決済については、以下で解説しています。
対応しているモバイル決済の一覧
Square
楽天ペイ
STORES 決済(旧:Coiney)
スマレジPAYMENT
Payment Meister
おてがるPay(JMS)
連携可能なクラウド会計
クラウド会計ソフトと連携は、スマレジの有料プランの加入が必要です
スマレジで会計したデータを、クラウド会計ソフトが自動で取得してくれるので、手作業で入力するよりも経理に割く時間が短くなります。
クラウド会計ソフトなら、パソコン以外にもタブレットやスマホでもデータ確認が可能でです。『お菓子屋さんに最適なクラウド会計システム』については以下で詳しく解説しております。
スマレジと連携しているクラウド会計ソフト
マネーフォワード クラウド確定申告
freee
【無料・有料プラン】の比較
クレジット決済・モバイル決済を利用するには、クレジット決済サービス会社との契約・連携が必要です。
無料でスマレジの全機能をお試しできる
アカウントを登録してから30日間、全機能を無料で試す事が出来ます。まずは、登録し、使い勝手を試してからプランを選択する事も出来ます。
ショールムでPOSレジ体験
東京・名古屋・大阪・福岡の計4都市にショールームを開設。各地のヤマダ電機でもスマレジを実際に触れる店舗があります。
実際にPOSレジを体験し、スタッフに質問できるので、体験して入会してもOK
また、オンラインでの問い合わせも可能。
恵比寿ショールーム
東京都渋谷区恵比寿南1-1-9 岩徳ビル 4F
tel 03-6822-3588
東京メトロ 日比谷線「恵比寿駅」5番出口より徒歩1分
JR「恵比寿駅」西口より徒歩2分
品川ショールーム
東京都港区港南2丁目16−2 太陽生命品川ビル 28F
tel 03-6822-3588
JR「品川」駅(港南口)より徒歩3分(スカイウェイにて直結)
新宿ショールーム
東京都新宿区西新宿7丁目1−12 クロスオフィス新宿 502号
tel 03-6822-3588
JR「新宿」駅(西口)より徒歩5分
都営大江戸線「新宿西口」駅より徒歩1分
名古屋ショールーム
愛知県名古屋市中区栄3-17-15 エフエックスビル 6F-C
tel 052-990-2611
地下鉄名城線 「矢場町」駅(6番出口)より徒歩4分
地下鉄東山線・名城線・名鉄瀬戸線 「栄」駅(7番出口)より徒歩5分
大阪ショールーム
大阪府大阪市中央区本町4-2-12 野村不動産御堂筋本町ビル 3F
tel 06-7777-2211
御堂筋線「本町」駅(8番出口)より徒歩1分
中央線「本町」駅(18番出口)より徒歩3分
福岡ショールーム
福岡県福岡市博多区博多駅南2−1−5 博多サンシティビル 3F
tel 092-415-6655
JR・新幹線「博多駅」筑紫口より徒歩9分
まとめ
① スマレジは無料からスタートできる。
② 主な必要機材は
- ipad
- iphone
- レシートプリンター
- タブレットスタンド
- キャッシュドロア
③ 使っていくうちに必要な機能があればグレードアップも可能。
もっと詳しく知りたい方は、以下よりスマレジにオンライン相談してみてください。
私が問い合わせした際は、無理な購入や高いプランを勧められることはなかったです。
お店サイズにあった丁寧なご提案をしてくださいました。
お店を運営して行く上で、準備段階からコンセプト設定やブランディングを行い、他店と差別化を行っていくことで、小さなお菓子屋さんでも運営がうまく進むようになります。
お店の運営についてのマーケティング戦略は以下で詳しく解説しています。