私のお店ではオンライン・ショップを導入し、6年が経ちました。
オンライン・ショップを始めたいと思っている同業者や他業種の友人から相談を受ける事もあります。その中で最初に良く聞かれる事が以下の2つ。
「何処のサービス使ってるの?」
「何処のサービスに登録したら良く売れるの?」
よく売れる・・・。ってサービス頼りなの???何て思ってしまう事もありますが、
オンライン・ショップの『そもそも売れるのか?』が今回の題材です。
それにすこしでも乗っかろうと頑張っているのが私です。
でも、この差はどんどん広がり
特に小さいお店はwebを利用したマーケティングから集客・販売が出来るか出来ないかが
大きな差になってきます。
全く知識のない方が、スタートするにはハードルが高く感じるかもしれませんが、動いてみる事が第一歩。
でも、説明した様に
店頭での予約は売れるか分からない商品も、販売時間に間に合うように製造しなくてはなりませんが、webからの予約は、注文が入ってから製造・発送出来る事。
事前に発送日までの余裕を持った上で注文を受ける事で、
店頭の忙しくない時間を利用して作業を進める事ができたりします。
オンライン・ショップで売り上げが確保できるようになれば、
お店を開けていなくても収入が入って来る為、お店をお休みにして仕込みにあてる事もできます。
まず、一歩始めてみる!それが別れ道となり大きく変わるチャンスにも。
オンラインョップって難しいんでしょ?
システムが出来てしまえば、後は返信・発送をするだけなので大して難しいことではありませんが、システムを作るのは、知識ゼロの方だと多少難しく感じることもあるかもしれません。
しかし、『その難しいのではないか?』という、疑念感がハードルになっているだけかもしれません。
WEBサイトを作るには、専門的な知識が必要な難しいシステムだけでなく、
感覚的に操作ができ、作り上げることができるシステムもリリースされています。
そういったものを利用すれば、私のようなWEBの知識がない人でも、1つずつ着実にと進めることで、形になってきます。
わからない事は、検索すれば大体出てきます。全てを理解してから始めようと考えると99.9%の確率で始めることさえ出来ない。まず始めてみてください。
自らが、どうにかしなくてはならない状況を作る事で前に進む道筋がみえてきます。
小さいお店がwebを利用したマーケティングから集客・販売が出来るか出来ないかの大きな差を縮める事できます。
オンライン・ショップを導入する事で負担になる事。
システムが出来たあとも、私が負担に感じているのは、メールの返信です。
注文毎にしなくてはならないメールが複数ありまます。
定型メールの返信
必ずしなくてはならないメールの種類
・受注完了メール
注文の内容をお店側で受け取った事を伝えるメール。
支払い方法や商品の到着日を伝える必要がある場合は明記する。
・決済完了メール
支払いが完了した事を伝えるメール。
・発送完了メール
商品の発送が完了した旨を伝えるメール。
運搬会社から出されるお問い合わせ番号も伝える事で、お客様側で荷物の追跡が可能となる。
必ず送らなくてはいけないメールは定型分を作成しておきコピペし、名前と注文内容だけ入れ替える事で済ます事ができます。
定型外メールの返信
私が1番負担に感じているのは、
注文後に細かな変更や記入漏れによる追加のやりとりをメールで返信する事です。
こちらはメール毎に内容が違うので一から文章を作成しなくてはならないからです。
口頭ならば5秒で済む確認が、メールの返信になると、
丁寧なメールで返信を書かなければならない為、5分くらいかかってしまったりします。
お菓子も作らなくてはいけない私にとって、メールの返信に時間を取られるのは負担に感じます。電話ならば、ある程度他の作業を進めながらでも確認出来るので
変更の確認や了承は直接電話をしてしまう事で、解決しています。
メールアドレスを何処で作ろか迷っている方は以下の記事でメールアドレスについて解説しております。
梱包発送作業
店頭での販売では直接、お客様へお渡しする事が出来ますが、
配送になると運搬に耐えられる梱包が必要かになってきます。
箱の内側や外側を、緩衝材で衝撃に対する補強をしてあげる作業や、
瓶やプラスティックケースには、一つ一つ緩衝材を巻く必要がでてきます。
オンラインショップは めんどくさいんでしょ?
『めんどくさいか、めんどくさくないか』を聞かれれば『めんどくさい』と答えるとおもいます。
『じゃあ、止めましょうか!』と言われれば
『絶対止めない!』です。笑
『むしろ、もっと力を入れたい』とすら思っています。
以下の理由からです。
• やれば結果が出る。
• 時間の操作が出来、自由な時間を作れる。
• 他社を利用せずに販路の拡大が出来る。
ネットショップは、今まで催事やセレクトショップ出店時に支払っていた利用料が全部自分のお店の売り上げに計上され、更に販路も拡大が出来るツール。
ちょっとめんどくさいからって、手放す事はもう私にはできません。慣れてしまえば、
利益と天秤にかけた時に、これくらいの手間は大した事ありません。
以下で『利益のシュミレーション』をしているのでご参照ください。
まとめ
◉難しいのではないか?という疑念感のハードルを取っ払い、まず始めてみよう。
◉出来上がっても、メールの返信や梱包・発送の手間はかかる。
◉手間と利益を天秤にかければ全く手間と感じなくなる!
その他のオンラインショップへの不安は以下でご解決!
- “見えないお客様へ販売する”という不安。
- “店舗自体の価値が低下するのではないか?”という疑念感。
- “遠方の発送先で破損したら・・・”という恐怖心。
- “そもそも、売れるのか?”という心配。
- “パソコンに向かうならお菓子を作りたい”という時間的制限。
- “手数料”を支払わなくてはいけない事への金銭的心配。
- “設定が難しいのではないか”“自分はアナログだ”“めんどくさい”という心理。