オンラインショップは持っているけど、ホームページは持っていない。または、
ホームページは持っているけど、オンラインショップは持っていない。
そんなお店を沢山見かけます。
オンラインショップとホームページ。そしてSNSは密接な関係にあり、全てが別の役割を果たしています。
その役割を十分に発揮すると、相乗効果が生まれ、エンドレスに集客が可能となります
つまり、オンラインショップとホームページは両方持つべき!
その理由を解説していきたいと思います!
ホームページとオンラインショップの違い
ホームページとオンラインショップは似て非なるものです。
ホームページとは自社の紹介はもちろんのこと、コンテンツを充実させることで、お店の持つ空気感をイメージさせ認知してもらうことで、ブランドを構築していくためのツールです。
オンラインショップは、オンラインショップ上でお菓子を販売するためのウェブサイトです。
例えるのであれば、ホームページはお店に来店していただきお店の雰囲気や空気感との相乗効果で、購買意欲をかきたてる。
一方オンラインショップは、綺麗に陳列された商品をショッピングモールに出店しているようなイメージになります。
オンラインショップのサイト作りは『商品を売りたい』という気持ちが前に出過ぎてしまいますが、
ホームページは『商品への思いを紹介したい』というサイト作りになります。
『その思いの違い』がお客様へ伝わるため、ホームページは信用・信頼構築が出来き、ブランディングが可能なツールと言っても過言ではありません。
ホームページ自体のメリット・デメリットについては以下のペースで以前紹介しましたので、
今回はオンラインショップと比較した場合のメリットデメリットを行っていきたいと思います。
ホームページ
ホームページの役割は大きく分けて3つ。
- 公式情報
- ブランディング
- 信用構築
では、オンラインショップと比較した際のメリット・デメリットにはどんなものがあるかみていきましょう。
ホームページのメリット
◉ ページ全体を使って、お店の雰囲気や魅力を伝えることで一貫性を視覚的に表現し、ブランド構築する事ができる。
◉ お店への信頼度が上がりお客様に安心を与えることができる。
◉ お店や商品の雰囲気をイメージしてもらいうことで『行ってみたい』『食べてみたい』『人にあげたい』という気持ちを更に膨らませてもらうことができる。
◉ ホームページの中を回遊してもらう事で検索順位が上がり、お店の宣伝になりやすい。
◉ ホームページ内でコンテンツを整理する事で、お客様が欲しい情報を引き出しやすい環境を作ることができる。
ホームページのデメリット
◉知識が多少は必要。➡︎コストはかかるが、外注できる。
◉更新に手間がかかる。
◉セキュリティーリスクがある。
ホームページはこんな方にオススメ
- しっかりしたお店づくりがしたい方。
- お店のことをよく知ってもらい、ファンを増やしたい方。
- ブランド力をつけたい方。
- 幅広い層の客様にアピールしたい方。
オンラインショップ
オンラインショップの役割は大きく分けて3つ。
- アピール
- 注文
- 問い合わせ
アピールは公式情報に比べ、宣伝要素が高く
より、利益と結び付けたい気持ちが前に出てしまいます。
オンラインショップのメリット
◉初期投資を抑えて、お店を持つことができる。
◉低コストで維持できる。
◉販売対象地域を拡大することができる。(全国販売)
◉ウェブに対しての知識がなくても簡単に開設できる。
◉顧客データを入手することができる。
オンラインショップのデメリット
◉ページ全体を使ったブランドイメージの構築が難しい。
◉商品に興味があり、お店に興味があるわけじゃない場合がある。
◉軌道に乗るまでの時間がかかり、経営が安定しにくい。
◉梱包発送に手間がかかる。
◉セキュリティーリスクがある。
オンラインショップはこんな方にオススメ
- 初期投資を抑えてショップを持ちたい方。
- 自分の時間を自由に使いたい方。
- 店舗を持つまでの資金を稼ぎたい方。
- お客様の幅を広げたい方
- お店の売り上げに+α欲しい方。
ホームページとオンラインショップは両方持つと相乗効果が生まれやすい。
ネット上で購入すると言う事は、実店舗の雰囲気を感じていただくことができません。
今の時代、SNSで拡散され、アイキャッチや口コミによって購入していただく機会が増えています。
ネット上で話題になった商品は、一時的に、販売力が上がります。しかし、話題は次から次へと移り変わります。
そのお客様をリピーター(固定客)になっていただくためには、ファンになっていただくよう取り込まなくてはなりません。
InstagramやTwitterなどのSNSでも、商品やお店の魅力は伝えることはできますか、そこにブランド力はなかなかつきにくいものです。
自分が食べておいしいと思う事は勿論、誰かに紹介したい、誰かに贈りたい。
そして、その人に価値伝えたいと言う気持ちが生まれる必要があります。
ホームページでお店のコンセプトや商品のストーリーを綺麗にまとめ、伝える事で贈り物をした相手にも伝わりやすくなります。
“ホームページの必要性”で、ご説明したように、SNSとホームページはお互いを高め合い相乗効果を生む事ができます。
そこに、オンラインショップが加わる事で、確実に利益を積み上げて行く事が可能になります。
この図の様に、
SNSで宣伝➡︎ホームページで信頼を得る➡︎オンラインショップでの購入➡︎気に入ったらSNSで拡散➡︎つづく・・・
というサイクルがエンドレスに生まれる事で宣伝力が蓄積していきます。
そう言った意味で、SNSと違いホームページでは、新規のお客様が欲しい情報を引き出しやすく作ることができ、そこにストーリーをつけ加える事で、しっかりとしたブランディングを構築する事ができます。
つまり、ブランディングにより信頼を得て、熱い層の固定客を獲得する為には、ホームページは重要な要になってきます。
ホームページ、オンラインショップを両方持つことで、お店や商品に魅力を感じ、ブランドに共感した上でご購入いただける。
そして、リピートに繋がりやすいシステムに作り上げる事が可能です。
ホームページの運営をしていないと、以下の図の様に、信頼構築が難しく、
一過性な集客になってしまいがちな為、リピートに繋がり難くなります。
したがって、ホームページはブランディング効果に大きく貢献すると言えます。単純にホームページを作れば良い訳で無く、ブランド構築をする為のホームページ作りが必要です。『ブランディングを構築する要素』は以下で解説しています
ホームページとオンラインショップを別々に持つか、同じサイト内で持つか?
コスト面や作業性を重視して考えると良いかと思います。
自分の販売出来るアイテム数や量により必要経費が変わってきます。
ひとつのサイトで2つを運用する事は、初期投資や維持費を低コストで維持できることがメリットであり、費用対効果や相乗効果は十分にあります。
ウェブでかけている経費は、ウェブが稼いできてくれる と言うイメージです。
まとめ
- ホームページはブランドを構築し信頼を得るためのツール。
- オンラインショップは商品を売るためのツール。
- SNSは集客、拡散が出来るツール。
- 両方を持つことで、ブランド力アップ、売り上げアップ 。