保険ってなんだか、無駄なイメージありませんか?
実は、私は保険があまり好きではなく…健康保険や生命保険に加入していません。(義務である、国民健康保険には加入してますョ)
そんな保険嫌いな私が加入している保険は2つ。
自動車保険+自賠責保険
理由は以下の3つです。
他者に損害を与えるリスクを抱えてる。
事故が起きた時に、自身ではどうにもならない程の莫大な額になることが予想される。
スタッフや家族の人生にも影響を及ぼす 可能性がある。
そんな、リスクに備える保険ですが、じつはメリットもあります。今回は、『店舗総合保険に入っておいてよかった!』というメリットについて解説して行きたいと思います。
最初に結論からいうと・・・・機材が故障した時に保険から支払ってもらえた!という話です。
店舗総合保険とは
店舗総合保険とは通常の火災保険とは異なり、火災に加え水災・風災・雪災・落雷等の災害、盗難等の事故によって、建物・什器・商品に発生した損害を補償する事業者向けの保険です。
店舗総合保険は以下の3つに備える保険です。義務である火災保険に特約でその他の補償をつけていきます。
店舗総合保険
1.店舗の建物・什器・商品に損害が発生するリスク
2.お客様の身体・財産に損害を与え損害賠償責任を負うリスク
3.店舗が休業に追い込まれて売上が減少するリスク
火災保険は、地震で起きた火事で補償されることはありません。補償を受けたい場合は地震特約を付ける必要があります。
店舗総合保険を詳しく知りたい方は以下で詳しく解説してるので確認してください。
店舗総合保険のメリット
保険に入ってよかったと思えるメリットは以下の4つです。
リスクに備えた保証で、安心して運営ができる。
万全の態勢で経営していることで、信用が得られる。
人に優しくなれる。
『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償が受けられる。
故意や劣化ではない① 安心して運営できる
リスクに備えた保証で、安心して運営ができる。
1番大きいのは安心して運営できるところです。
万が一『火災が起きた場合』『食中毒で死亡事故が起きた場合』、損害賠償は1億を超えることもあります。
私は、そのような莫大な資金は私は持ち合わせていません。
トラブルが起きないように日々気を引き締めて営業するのはもちろんですが、自分以外の誰かが事故を起こしてしまう可能性もあります。そのような事故が起こった場合、すべての責任は経営者である私にあります。
保険のメリットは、加入したその日に事故が起きてしまった場合でも保証金額の範囲がしっかりと保障されること。万全の体制を取ることで、自分自身、安心して経営ができています。
② 信用の獲得
万全の態勢で経営していることで、信用が得られる。
「保険に加入しているよ」と言う事は他者に話すようなことではありませんが、ふとしたタイミングで話に出ることもあります。また、催事に出店するなど外部に販売する場合、しっかりと備えて運営していることで信用につながります。
お菓子屋さんは、信頼の積み重ねでブランド力を高めていきます。人やものを大切にできない企業は継続できません。店舗総合保険に入っている=『全てが信用できる』と言うわけではありませんが、1つの積み重ねとして必要なパーツです。
私が購入者の立場だったら、お菓子が美味しい事は大前提として
以下の状態のお店で購入するのは怖いと感じます。
購入するのが怖いお店
適切な資格を保有していない。
衛生管理の備わった設備で製造していない。
衛生観念がしっかりしていない。
万が一に備えて、保険に加入せず、万全な体制がとれていない。
③人に優しくなれる。
これは精神的な面なので人によって異なるとは思います。店舗総合保険やPL保険に加入する前は、万が一の事が頭によぎるためピリピリしていました。
加入した現在も、もちろん緊張感を持って運営していますが、ピリピリの質が違います。変なピリピリ感は、お客様にも伝わり経営的に悪影響になります。
そういった意味で、経営者の精神的安定は必要不可欠といえます。
④『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償
故意や劣化ではない『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償が受けられる。
思いもよらなかったメリットとして、什器が壊れたときに保証されたことです。私の保険のイメージだと『火災や水害が起きたときに保証がされる』でした。しかし、実際はもっと身近な事故に対しても対応されるということに驚きました。
- 2重ガラスになっているショーケースの内側(構造的に手の届かない場所)にいつの間にかヒビが入っていた。
- お客様がイートインのテーブルを破損してしまった。
- 冷凍庫が故障し、修理を依頼したが故障理由が明確にならなかった。
以上のような、故意や劣化ではない什器の破損に対して保証される場合があります。
自身で負担をしなければいけないと思っていた何十万円というお金が戻ってきた時、心から『加入していて良かった〜』と思えました。
『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償 の 注意点
『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償には以下の2つの注意点があります。
- 不測かつ突発的
- 免責金額
①不測かつ突発的
新品購入時の補償の多くは1年間。その後に故障をした際は自身で修理費用を負担しなくてはなりません。あくまで、補償がおりるかどうかの判断は保険会社にありますが、以下の条件に一致すれば店舗総合保険で補償される可能性があります。
故意ではない
経年劣化ではない
耐用年数内である
②免責金額
例えば免責金額1万円の場合
- 1万円以下の修繕費は自己負担。
- 1万円以上から補償される。
- 修繕費30万円の場合、1万円引かれた29万円が補償。
免責金額は契約内容により異なりますので、保険会社に確認が必要です。
店舗総合保険のデメリット
店舗総合保険のデメリットはただ一つ…。
お金がかかってしまうこと
①お金がかかってしまうこと
店舗総合保険のただ一つのデメリットは保険料がかかってしまうことです。
しかし、万が一事故が起きた時に自身が支払った額以上の補償がされることを忘れてはいけません。
菓子屋加入がするべき保険の種類
お菓子屋さんを開業する上で、加入するべき保険があります。
- 火災保険(店舗総合保険)➡機材や道具・建物・商品を守る
- PL保険、生産物賠償責任補償➡お客様を守る
- 施設賠償責任補償➡お客さまや設備を守る
- 休業補償(必要であれば)➡経営を守る
通常、①の店舗総合保険に②以降を特約として付帯する形をとることが出来ます。これらの保険についてはそれぞれのページで詳しく解説しておりますのであわせてご参照ください。
保険を選択する時は、ご自身の置かれる状況から以下の2つの選択方法があります。
◎保険の知識のある方
◎網羅したい補償内容が決まっている方
◎比較・検討したい方
◎自身で決定したい方
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店舗総合保険の減額方法
店舗総合保険はいろいろな事業が加入することを想定した保険です。
お菓子屋さんに合った保険金額か補償内容か確認することが必要です。
以下の項目をクリアにすると、『保険料の減額』・『補償の充実』が得られます。
- お菓子屋さんの抱えてるリスクを把握
- 自分の経営スタイルに合った補償内容の選択
- 安い保険料は補償内容も劣る場合もあることに注意
- 事故にあった際の補償を想定
- 実績がなく、今後継続して運営されるかどうかが不明な会社に注意
- 損害以外の保証もチェック
詳しくは以下の『比較・相見積もりの必要性 | 店舗総合保険の減額方法』で詳しく解説しております。
まとめ
①お菓子屋さんを開業する上で、店舗総合保険へ加入することで
『建物・什器・商品・お客さま』を守ることができる
②店舗総合保険のメリットは4つ
- リスクに備えた保証で、安心して運営ができる
- 万全の態勢で経営していることで、信用が得られる
- 人に優しくなれる
- 故意や劣化ではない『不測かつ突発的に生じた損害』に対しての補償が受けられる。
③火災や水没ではなく、実際はもっと身近な事故に対しても対応される
②店舗総合保険のデメリットは1つ
- お金がかかってしまうこと
④契約時に免責事項には注意する。
ご自身の置かれる状況から保険を選択する2つの方法。
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