キャッシュレス決済の導入

【導入前に知りたい】クレジット決済・キャッシュレス決済とは|普及している理由|わかりやすく!

クレジット決済・キャッシュレス決済とは現金を持ち合わせていなくても支払いができる方法です。
このページをご覧のあなたは、世の中にどんどん普及しているのはなぜなんだろう?自身の商売にも導入するべきなのか?色々な疑問があって検索されていると思います。

キャッシュレス決済が普及してきた利用には、以下の7つの理由があります。

  1. 現金を使わずスマートにお買物ができる
  2. 手持ちの現金を気にせずにお買い物ができる
  3. タッチ決済を利用すれば非接触で決済できる
  4. ポイントやマイルが付与される
  5. 分割払いができる
  6. 付帯保険が受けられる
  7. クレジットカード会員優待特典がある

このページでは、クレジット決済・キャッシュレス決済とは何なのか。どんな仕組みで動いているのか。を、わかりやすく解説していきたいと思います。

この記事の内容
  1. クレジット決済・キャッシュレス決済とは
  2. なぜクレジットカード決済が普及しているか
  3. キャッシュレス決済の8つの方法
  4. 購入方法は3つ
  5. キャッシュレス決済導入のデメリット
  6. キャッシュレス決済導入のメリット
  7. クレジット決済導入は決済代行会社経由がおすすめ
  8. キャッシュレス決済導入サービスの選び方
  9. キャッシュレス決済審査の注意点
  10. おすすめクレジットカード・キャッシュレス決済代行会社比較
  11. まとめ

クレジット決済・キャッシュレス決済とは

クレジットカード決済とは現金で支払いをする代わりに、
クレジットカードを使って支払いすること。
つまり、お客様が手元に現金を用意していない場合でも、商品の購入が可能。


またインターネット上で最も利用頻度が高い決済手段でもあり、クレジットカードの決済手段の導入で、より即決、即購入が近道となります。

今の時代、ビジネスを展開する上では欠かせない存在になってきています。

なぜ現金を持っていなくても商品購入できるのか

現金を手元に持っていなくても商品購入できるのは、クレジットカード会社が立替をしてくれるため。

また、現金を使ってお支払いする場合には一括払いとなりますが、
クレジットカード払いでは、一括払いの他にも、分割払いやリボ払いで
支払いのタイミングをずらすことも可能です。

これも、クレジットカード会社が立替えてくれるから可能なことです。

お客様側の引き落とし時期

クレジットカード会社別で締め日が異なります。
締め日の翌月の支払日に購入した代金がまとめて引き落とされることになります。

支払われた代金はどのようにうけとれるか

では、お店側はいつ代金が受け取れるのでしょうか。

こちらも、導入するクレジットカード決済会社により異なりますが
最短ですと、決済された翌日に代金を受け取ることができます。

最短翌日には、代金が受け取れるという点では、
現金のやりとりとサイクルはほぼ変わらない状態なので、
お金のサイクル的には導入に負担はほぼないと言えます。

クレジット決済とキャッシュレス決済は違うのか

クレジット決済・キャッシュレス決済
両方ともよく耳にするけれども、同じものなの?違うものなの?

という疑問がある方もいるのではないでしょうか。
結論からいえば大きく、現金(キャッシュ)を利用しないで(レス)支払いができる決済方法をクレジットカード決済もをまとめてキャッシュレス決済と呼んでいます。

利用方法決済の種類
カード・クレジットカード
・プリペイドカード
・デビットカード
・電子マネー
スマートフォン・スマートフォン決済
・QR/バーコード決済
・電子マネー

つまり、プリペードカードやデビットカードなど、クレジット会社が立替えない決済方法も含めてキャッシュレス決済ということです。

なぜクレジットカード決済が普及しているか

なぜクレジットカード決済が普及しているかと言えば、お客様にメリットがあるからです。
そのメリットとは以下の7点です

  1. 現金を使わずスマートにお買物ができる
  2. 手持ちの現金を気にせずにお買い物ができる
  3. タッチ決済を利用すれば非接触で決済できる
  4. ポイントやマイルが付与される
  5. 分割払いができる
  6. 付帯保険が受けられる
  7. クレジットカード会員優待特典がある

① 現金を使わずスマートにお買物ができる

お買い物をする際に時間のかかる、”お札を出す” “小銭を数える”という、
煩わしい作業が短縮できます。
後ろに並んでいる方をお待たせすることもなく、
スマートにお買い物をすませることが可能。

② 手持ちの現金を気にせずにお買い物ができる

手持ちの現金がなくても商品の購入が可能。お店によって、
提携しているクレジットカードカード会社が異なるので、注意点が必要です。

5大カードブランド(Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)は
日本カードシェアを大きく占めていますのでこれらを所持すると良いでしょう。

また、その中でもVisa、MasterCardは多くのお店で利用できます。

③ タッチ決済を利用すれば非接触で決済できる

タッチ決済とは

改札口で乗車代金を払うようにタッチするだけで、支払いが完了する決済方法。

タッチ決済を利用することで、非接触で決済を完了できます
最近のご時世あり、他人と共有するものは避けたい、触れたくないという方の需要がふえています。

また、タッチ決済の登場により、
カードの差し込みが不要になり、ー暗証番号を打たなくてもよいなどの利点からより簡単に決済を済ませることができるようになり、セキュリティ面でも安全が強化してきています。

④ ポイントやマイルが付与される

この4点のなかでも、ポイントやマイルがたまるというのが一番大きな理由です。
例えば一括払いで支払いを済ませれば、クレジットカードを使うことで、普段現金で支払っていたお買い物と同額のお支払いで、ポイントやマイルを受け取ることができます。

そのポイントを貯めると、現金の代わりとして利用できたり、気に入った商品と交換できたり、飛行機や電車などの利用にも使うことができるため、現金で支払いを行うよりもお得に買い物をすること」が可能です。

さらに、クレジットカードのポイントやマイルは、クレジット会社で付与されるポイントだけではなく,その他のポイント(RakutenポイントやTポイントAmazonポイントetc...)との2重どりも可能です。

⑤ 分割払いができる

すべてのお店で利用できるわけではありませんが、分割払いを利用できるお店もあります。
分割払いには、一括払いと分割払いがあります。
分割払いを選択することで ”月々の経済的な負担” を軽くすることができるため、
分割払いを選択される方もいます。

一括払い

商品代金を1回で支払う支払方法。

分割払い

分割払いは別途手数料を支払うことで、3〜24回に分けて代金を支払う支払方法。
経済的な負担が軽くすることができるため、分割払いを選択される方もいます。

⑥ 付帯保険が受けられる

クレジットカードには以下のような付帯保険がついています。
クレジットカードランクによって保証される保険の内容は異なります。
ご確認の上クレジットカードを契約してください。

  1. 盗難・紛失保険
  2. 国内旅行傷害保険
  3. 海外旅行傷害保険
  4. ショッピング保険
  5. 不正利用保険

自動付帯と利用付帯

付帯保険には自動付帯と利用付帯があります。
それぞれの条件に一致した場合に保険が有効となります。

自動付帯
クレジットカードを所有することで、自動的に適用される保険。

利用付帯
『クレジットカードで支払いをした買い物』など、特定条件を満たすことにより保険が適用される保険。

⑦ クレジットカード会員優待特典がある

クレジットカードを所持することで、以下のような会員優待特典を受けることができます。
会員優待特典の内容はクレジットカード会社・ランクによって異なります。

  1. 宿泊施設・レジャー施設・飲食店・レンタカー・映画館etc…の割引
  2. 空港のラウンジ利用
  3. 有名ホテルなどの優待
  4. コンシェルジュの利用

また、以上のメリットの他にもクレジット決済を利用することで、
利用した支払いの履歴をインターネットで確認することができます。

家計簿を付けなくても、『日々どれくらい使っているか』『何を購入したか』を把握することが可能です。

キャッシュレス決済の8つの方法

  1. ICチップ
  2. 磁気
  3. タッチ決済
  4. QR決済
  5. 電子マネー決済
  6. クラウド請求書決済(リンク型決済)
  7. オンライン決済
  8. ブラウザ決済

① ICチップ

ICチップ付きクレジットカードとは、金属製のチップが付いたクレジットカード。
ICチップにはカード番号有効期限などの個人情報が詰め込まれています。

基本的にカード作成時に決めた暗証番号で決済をおこないますが、サインで代用することも可能。
(一部店舗では暗証番号の入力が必須の場合もあります。)

ICチップは、磁気ストライプカードと比べてセキュリティーに優れています。
磁気ストライプカードでは、「スキマー」という機器を近づけるだけで簡単にクレジットカード情報を盗めてしまい、不正利用されるというリスクがありました。

② 磁気


磁気カードとは、細かい磁石の集合である磁性体をカードに塗布して、
情報を記憶できるようにしたカードのこと。
磁器を利用しているカードには以下のようなものがあります。

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • ポイントカード
  • プリペイドカード
  • テレホンカード
  • Quo(クオ)カード

磁気カードは耐久性やセキュリティ面に弱く、ICチップ・タッチ決済搭載のクレジットカードの普及によって、磁器ストライプタイプのクレジットカードは少なくなってきています。

③ タッチ決済

タッチ決済とは、駅の改札口を通過する時のように、
カードをタッチするだけで支払いが完了するのがタッチ決済です。

ICチップのように暗証番号を入力することも、
磁器ストライプカードのようにサインする必要もありません。

④ QR決済

QRコード決済とは、スマートフォンを活用したキャッシュレス決済。

QRコードを店舗側の端末で読み込んでもらったり、
店舗側で用意したQRコードをアプリで読み込んでもらったりすることで、決済が完了。


手持ちのスマートフォンに事前に登録したクレジットカードで決済を行うので、
クレジットカードを取り出す必要もありません。

⑤ 電子マネー決済

電子マネー決済 は プリペイドカードのように事前にチャージもしくは
提携の済んだスマホを通して決済を行うサービス。
電子マネー決済には交通系と流通系があります。

流通系電子マネー決済

  1. 楽天Edy
  2. nanaco
  3. QUIC PAY
  4. WAON
  5. ApplePay

    etc…

交通系電子マネー決済

  1. Suica
  2. PASMO
  3. ICOCA
  4. はやかけん

    etc…

⑥ クラウド請求書決済(リンク型決済)

そもそも請求書払いとは

請求書払いとは、BtoB(Business to Business:企業対企業)でよく利用される取引方法で、
商品の購入代金やサービスの利用代金を後日、請求書を受け取ったタイミングで決済をする方法のこと。
後払いや掛け売りのことを指します。

クラウド請求書決済とは

クラウド請求書サービスとは、アプリから数分で簡単に
クレジットカード決済機能付き請求書の作成・保存ができ、
メールやSNSを通してURLを送信するだけで簡単に請求書を送ることができるサービスです。

お客様は受け取ったメールからすぐにURLにアクセスし、決済を済ませることができます。

最近では、Square 請求書STORES 決済 (旧:Coiney)
を利用して誰でも請求書決済をすることができる様になりました。

⑦ オンライン決済

オンライン決済(web決済)とは、インターネット上における決済手段の総称。
インターネットショッピングやホームページなどのオンライン上で決済を完結することです。

オンライン決済の種類

  1. クレジットカード決済
  2. デビットカード決済
  3. オンライン電子マネー決済
  4. QRコード決済
  5. キャリア決済
  6. コンビニ決済
  7. ペイジー決済
  8. 後払い決済

    etc…

⑧ ブラウザ決済

お客様と直接対面することなく、非対面で会計を行う方法。
パソコンのブラウザ上にお客様のクレジットカード情報を入力するだけで決済が完了。

お客様からの電話注文中に、電話口でそのまま決済が可能です。

購入方法は3つ

  1. 普通購入
    →単発購入
  2. 限定継続購入
    →頒布会など
  3. 継続購入
    →サブスク購入など

支払い方法は5つ

  1. 1回払い(都度払い)
  2. ボーナス一括(1回)払い
  3. 分割払い(2回払い以上)
  4. リボ払い
  5. 継続払い(サブスク)

1回払い(都度払い)

手数料なし。
商品等を購入した翌月に一括して支払う方法。

②ボーナス一括(1回)払い

手数料なし。
商品等を購入した翌ボーナス時期に一括して支払う方法。
支払い時期→夏は7月or8月・冬は12月or1月
利用できない販売店あり。 

③分割払い

利用金額や支払回数に応じた手数料がかかる。
商品購入時、金額等を考慮して、支払回数、月々の支払額を決めて支払っていく方法。




支払回数を多くする

月々の支払いは減少。

支払いを終えるの二時間がかかる。

手数料が多くかかる。

支払回数を少なくする

月々の負担が増加。

支払いを早く終えることができる。

ボーナス時に支払額を増額するボーナス併用払いも選択できる。
クレジットカード申し込み時に分割払いを導入するかの選択をする必要があり、
付帯した場合のみ利用可能。

④リボルビング払い

『残高』に応じて計算された、手数料がかかる。

月々の支払金額を一定額に決定。その額を支払っていく方法。
利用額が多くても、月々の支払いが常に一定。
しかし、「残高」があるかぎり支払いは継続します。
定額方式
→月々の支払額をあらかじめ決定する方法

定率方式
→『残高』の一定割合を月々の支払額とする方法。(残高スライド定額リボルビング方式)
例えば、残高10万円までは月々10,000円、15万円までは15,000円など

手数料の支払い方は2通り


ウイズイン方式
→手数料を月々の支払額に含めて一定にする
例えば、月々に支払う一定額を設定しておけば、その間にクレジットカードを利用しても(利用限度額あり)月々の支払いは同じ。

しかし、支払額が利息の返済に回されて、元金がなかなか減らない恐れがあります。


ウイズアウト方式
→毎月の支払い額に上乗せするかたちで、金利を支払う。
特徴としては、元金を早く返済することができます。

⑤継続払い(サブスク)

継続払いとは、継続して費用を支払うことで商品やサービスを購入する方法。
お客さまから決済に必要な情報をお預かりして、定期的にご請求する課金方式。

毎月、手続きの必要なく、決済代行会社が一度お預かりした情報を元に自動的に請求をかけてくれるので、便利です。


例えば、月額使用料や会費登録料、定期購入などの決済がこれにあたります。

最近では、映像・音楽の配信サービス・習い事の月額料も
この決済方法が用いられています。

キャッシュレス決済導入のデメリット

  1. クレジット決済手数料
  2. 導入の手間
  3. 資金回転率(キャッシュフロー)の低下

① クレジット決済手数料

クレジット決済を導入する上で、1番気になるのが『クレジット決済手数料』ではないでしょうか。
クレジット決済手数料は導入する代行会社や業種により異なります。

機会損失を防いで相殺

『現金の持ち合わせがない』
『カード決済できるなら利用したかった』
『あちらのお店はカード決済ができるからあちらに行こう』

最近では、キャッシュレス決済化が進み、現金を持たずに出歩く人が増えています。
クレジットカード決済を導入することで『機会損失』を防ぐことができます。

導入しなかった場合に損失してしまう売上だけ考えても、決済手数料は十分にまかなえることがほとんどどです。『客単価』や『来店率』が上がることを加味すると、クレジット決済の導入は、それ以上のパフォーマンス見せてくれます。

決済手数料をお客様に負担させるのはNG

『クレジット決済手数料を負担したくない!』という思いから、お客側に払わせるのは規約違反です。

② 導入の手間

クレジット決済の導入手順は以下の通りです。
情報の登録や必要書類の提出などが一番手間がかかりますが、
そこをクリアすれば、わりと簡単に導入が可能です。
※審査に通過しない場合はクレジット決済を導入することはできません。

  1. アカウント作成
  2. 必要情報の入力
  3. クレジットカード審査
  4. 決済端末 の購入
  5. 利用開始

③ 資金回転率(キャッシュフロー)の低下

小さな個人店の菓子屋・カフェ・飲食店は基本的には現金商売です。

お客様がクレジットカード払いしたあと、すぐに代金が手元に入るわけではありません。
入金までの間は手元の現金が減って資金回転率(キャッシュフロー)が低下します。

では、いつ入金されるか…ですが、
お客様が支払った代金を、カード会社が加盟店(あなたのお店)に立替払いを行ない、入金してくれます。

入金のタイミングはクレジットカード決済会社によって異なりますが、最短翌日~となります。

クレジット決済を導入した上で、資金の回転率(キャッシュフロー)を考えるならば、
以下のような対策をとることができます。

入金サイクルの早いクレジットカード決済サービスを選ぶ

運転資金に余裕を持たせる。

キャッシュレス決済導入のメリット

  1. 販売機会損失の回避
  2. 販売単価の向上
  3. 販売率の増加
  4. サブスク会員の獲得
  5. リピーターの増加
  6. 海外需要の見込み
  7. 社会的信頼の獲得
  8. 会計ミスの減少
  9. 現金を持ち逃げされる心配減少

① 販売機会損失の回避

先にも述べましたが、

『現金の持ち合わせがない』
『カード決済できるなら利用したかった』
『あちらのお店はカード決済ができるからあちらに行こう』など、

クレジットカード決済が使えないことで、購入を諦めていたお客様が、クレジットカード決済を導入することによって店舗を利用しやすくなります。今まで失われていた販売機会を逃すことなく購入につなげることができます。

② 販売単価の向上

以下の理由から、クレジットカード決済の利用者は現金での支払いに比べて購入単価が高いと言われています。

  1. 手持ちのお金に関係なく支払いが可能。
  2. 気軽に購入できる。
  3. 決済のタイミングが自由に選べる。
  4. 比較的高い商品でも購入ハードルが下がる。

③ 販売率の増加

販売損失を回避できることから、販売率の増加を図ることができます。

私のお店でも導入前と導入後を考察すると、
『これまで失っていたお客様を獲得できること』と『クレジットカード決済手数料』を天秤にかけても、大きく利益が上がっています。

オンラインショップで起ったこと

クレジットカード決済の導入で、カゴ落ちを防ぐことができます。私のお店でも、クレジットカード決済導入前は以下のような問題が多発して、悩まされました。

当時は銀行振込や着払い(代引き)の支払いも受けていました。そこで起こった出来事です。

※カゴ落ちとは・・・商品がカートに入れられ、『購入手続き』されたにもかかわらず、
支払いや決済が成立せず最終的にな『購入』に至らないこと。

購入意思に変化

銀行振込はネットで済ます方もいますが、ATMまで支払いする方もいることを想定しなくてはなりません。
つまり、支払いまでに少なからず期間が空いてしまうのです。

その期間に気分がかわり ”購入意思を失い” 支払いが行われないことが頻繁におこりました。
つまり、カゴ落ちが頻繁に発生していたということです。

お客様が振り込みを済ませるまでのストレス

クレジットカード決済の場合、カゴにいれる→支払いが一括でおこなえますが、
銀行で振込の場合には、ATMに行かれる方、ネットバンクで支払いを済ませる方と、色々な方がいるため、画面上で購入してから支払いまでのタイムラグが生まれてしまいます。

店舗側としては、なるべく早く発送するための準備をしたいけれど、できない。
または、発送準備が済んだのに、支払いされなかった。などのトラブルが起こることがあります。

クレジットカード決済のように支払いの有無が明確であれば、すぐに発送の準備ができますが、銀行振込のタイムラグの間、身動きをとることができません。

これが、私にとってストレスでした。
クレジットカード決済を導入したことで明確になり、支払いの有無が明確となり、ストレスが無くなりました。

商品を受け取って貰えない

代引きの場合、商品を発送したのにも関わらず、受け取りを拒否されたりする場合があります。

実際に私のお店であったことです。
ある日、3000円の商品を5個おまとめ注文が代引きでありました。早速商品を発送しましたが、運送会社さんから連絡があり、受けとり拒否をしていると…。

運送会社さんによると、その方は他の代引きお荷物も受け取り拒否しているとのことでした。こちらから、そのお客様に電話をすると奇怪な笑い声がして、電話を切られました。
愉快犯だとおもわれます。しかし、これだけで以下の被害がありました。

  • 商品は往復の送料がかかり、勿論お店持ち。
  • さらに、発送した商品は賞味期限が切れてしまいロス廃棄。
  • 売上ゼロ
  • 製造や発送の時間ロス

今までは、様々な事情で事前を支払いにたどり着けないお客様もいらっしゃると思い、代金引換を導入しておりました。

しかし、このことがあり、基本的に代引きは受け付けない方針に変更しました。個人で営業している私にとって、発生してしまった 一件の被害額が大きかったからです。

④ サブスク会員の獲得

現金の支払いでは導入しにくい、サブスク支払いを取り入れることが可能です。

サブスク支払いとは、毎月決まった額を定期的に支払ってもらう支払い方法です。
毎月の支払い手続きをすることなく自動的に決済処理が可能。

銀行支払では毎月入金や引き落としをする必要があり、その手間から導入しにくい支払い方法です。
クレジットカード決済の利点といっても良いでしょう。

Square”を導入すると、サブスク決済が可能です。導入できない決済代行会社もありますので、事前に確認にして、契約しましょう。

⑤ リピーターの増加

クレジット決済のできるお店は、手軽にお買い物が行えるというイメージから
リピート率の増加に繋がります。

また先にも述べたように、サブスク決済の導入で、自動引き落としが可能となり、長いスパンでの継続購入を維持することが可能です。

⑥ 海外需要の見込める

海外のお客様はクレジットカード払いメインの場合がほとんどです。
また、オンラインショップを導入する際、クレジットカード決済を導入することで海外から購入が入る可能性がでてきます。

このことで、商品の販売範囲が国内だけではなく全世界へとひろがることになります。

⑦ 社会的信頼の獲得

クレジットカード決済の導入には審査があり、誰でも導入できるわけではありません。
つまり、販売者(お店側)にもそれなりの基準を満たしている必要があるということです。

このことから、
クレジットカード決済を導入している会社は 『審査通過できているしっかりした会社だ』
という一定の信用が獲得できます。

⑧ 会計ミスの減少

日々営業をしていて、気をつけていても会計ミスは発生してしまいます。
自分以外のスタッフに会計を任せる場合は余計に気になってしまうものです。
会計ミスは一般的に『金銭の受け取りミス』や『受け渡しミス』から起こることがほとんどです。

クレジット決済の導入で金銭の受け渡しがなくなることで会計ミスはほとんど発生しなくなり、安心して営業することができます。

⑨現金を持ち逃げされる心配の減少

アルバイトや社員など、スタッフを起用している場合、
考えたくないことではありますが、現金を持ち逃げされるというトラブルが起きることがあります。

レジを打ったふりをしたり、購入後にレジマイナスをおこなったりして、レジの内現金をごまかすことができるからです。

キャッシュレス決済ではこのような誤魔化しが効きません。
そのため、現金を持ち逃げされるかもという心配ごとを減らすことが可能です。

スタッフとの信頼関係を保つための手段としても活躍します。

クレジット決済導入は決済代行会社経由がおすすめ

クレジットカード決済を導入するには以下の2つの方法があります。

大手企業げあれば、直接交渉は売上金額を提示して、決済手数料を下げてもらうなどのメリットがあります。
しかし、小さな企業やお店では決済代行会社を経由して導入する方が、決済手数料も安く収まります。

  1. 直接契約方式
  2. 決済代行会社経由契約方式

現在一般的に導入されているのは②番の『決済代行会社経由契約』です。

直接契約方式

各クレジットカード会社に個別に連絡、直接交渉して契約する方法。

手続きの方法や審査期間はクレジットカード会社によって異なります。
その度に書類を揃えたり、申請したりと手間や時間がかかります。

決済代行会社経由契約方式

決済代行会社を経由して複数のクレジットカード会社と一括契約。
各クレジットカード会社と連絡、交渉を決済代行会社が引き受けてくれる方法です。

5大国際ブランドと呼ばれる『VISA』『Mastercard』『JCB』『American Express』『Diners Club』を一括して導入できる場合がほとんどです。

簡単な手続きで導入が可能で、
決済処理入金サイクル、サポートも一本化されるので導入後もシンプル扱うことができます。

総合的に見ても小さな企業やお店では決済代行会社を経由して導入する方が、時間も手間もかからず決済手数料も安く収まる決済代行会社経由がおすすめです。

キャッシュレス決済導入サービスの選び方

飲食店が、決済導入会社を選ぶ方法には下記のポイントがあります。
これらのポイントから、貴店が何を一番重視しているか考えます。

  1. 使いやすさ
  2. 決算手段の種類
  3. クレジットカードブランドの種類
  4. 購入代金に比例する、決済手数料
  5. 決済場所はオンラインか実店舗か
  6. 入金サイクル
  7. 店舗外への持ち出しの有無
  8. サブスク販売導入の有無
  9. 使用しているクラウド会計システムとの連携
  10. セキュリティ

詳しくは『キャッシュレス決済代行会社の選び方【菓子屋・ケーキ屋・カフェ・パン屋・飲食店】』にて解説しております。

キャッシュレス決済代行会社選びの10のポイント【菓子屋・ケーキ屋・カフェ・パン屋・飲食店・デセール専門店・キッチンカー】 ひとことにキャッシュレス決済と言っても、色々な会社が存在します。正直、色々ありすぎて、どこの会社が自分のお店に合っているのか、どこの会...

キャッシュレス決済審査の注意点

クレジットカード決済は申請すれば、だれでも導入できる訳ではありません。審査があり、審査をクリアしないと導入することはできません。

スムーズに導入するための注意点は以下の5点です。導入手続きを進める前に、以下の5点を完璧に整えたうえで、導入手続きをすすめましょう。

  1. 不足のない必要書類
  2. 稼働しているホームページやショップサイト
  3. 営業状態や商品ラインナップのわかる写真
  4. 営業許可証や開業届の提出
  5. 『特定商取引法に基づく表記』のあるオンラインショップ

おすすめクレジットカード・キャッシュレス決済代行会社比較

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当月末払い

最短翌日

・月 6 回締め
2 営業日後払い

・月 2 回締め
2 営業日後払い

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2 営業日後払い

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周辺機器 ・タブレット/スマホ
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・タブレット/スマホ
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決済手段・対面支払い
クレジットカード/タッチ決済
・電子マネー/スマホ決済
・ブラウザ決済
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・Square請求書決済(リンク型決済)
・ECサイト決済
・サブスク決済
・対面支払い
クレジットカード/タッチ決済
・電子マネー/スマホ決済
・QRコード
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・対面支払い
クレジットカード/タッチ決済
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・対面支払い
クレジットカード/タッチ決済
・電子マネー/
スマホ決済
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クレジットカード/タッチ決済
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クレジットカード/タッチ決済
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クレジットカード/タッチ決済
・電子マネー/スマホ決済
・QRコード
サブスク決済×××××
電子マネー
/スマホ決済
・交通系ICカード
・Apple Pay
・Google Pay
・ID
・Qucik Pay
・交通系ICカード
・Apple Pay
・Google Pay
・交通系ICカード
・Apple Pay
・Google Pay
・ID
・Qucik Pay
・ポイント系等
・交通系ICカード
・ID
・WAON
・nanaco
・楽Edy
・QUICPay
・交通系ICカード
・Apple Pay
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・iD
・QUICPay
・nanaco
・楽天Edy
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・交通系ICカード
・ID
・WAON
・nanaco
・楽Edy
・交通系ICカード
・ID
・WAON
・nanaco
・楽Edy
屋外決済××
QRコード/スマホ決済・PayPay・WeChat Pay・d払
・PayPay
・LINE Pay
・au Pay
・J Coin
・WeChatPay
・unionPay
・Ali Pay
・PayPay
・楽天Pay
・au PAY
・メルペイ
・LINE Pay
・D払い
・Wechat Pay
・ALIPAY
・楽天Pay
・au PAY
・楽天Pay
・d払い
・PayPay
・メルペイ
・au PAY
・ゆうちょPay
・ALIPAY
・WeChat Pay
•UnionPay(銀聯)
・楽天Pay
・d払い
・PayPay
・メルペイ
・au PAY
・ゆうちょPay
・ALIPAY
・WeChat Pay
•UnionPay(銀聯)
 

まとめ

  1. クレジット決済・キャッシュレス決済とは
  2. なぜクレジットカード決済が普及しているか
  3. クレジットカード決済の8つの方法
  4. 購入方法は3つ
  5. クレジットカード決済導入のデメリット
  6. クレジットカード決済導入のメリット
  7. クレジット決済導入は決済代行会社経由がおすすめ
  8. クレジットカード決済導入サービスの選び方
  9. クレジットカード決済審査の注意点
  10. おすすめクレジットカード決済代行会社比較

お菓子屋さん屋さんがオンライン・ショップを準備を進めると必ずぶつかる壁があります。

それは、『同梱発送したときの送料の問題』です。オンラインショッピングは送料が掛かってしまうため、お客様にとっても購入へのハードルとなります。

オンラインショップの送料計算システムでは適切な送料が計算できず、送料パターンに当てはまらない送料は、お客様か、お店のどちらかに負担がかかってしまう事になります。

この問題は請求書決済(リンク型決済)で解決ができます。『同梱した場合の送料問題はリンク型決済サービスで解決。』で詳しく解説しております。悩んでいる方はは是非参考にしてみてください。

同梱した場合の送料問題はリンク型決済サービスで解決。【お菓子屋さんのオンラインショップ】 お菓子屋さん屋さんがオンライン・ショップを準備を進めると必ずぶつかる壁があります。 それは、『同梱発送したときの送料の問題』です...

ビジネスプランのおすすめポイント

私のお店は、実際にジンドゥービジネスプランを利用しています。

◉ホームページもオンラインショップもひとまとめにできる。

◉かっこいいホームページが、簡単にできる。

オンラインショップの販売手数料がかからない。

◉コスパが最高。

◉ブランディングがしやすい。

◉バースデーケーキの予約ページで予約が増えた。

お菓子屋さんの『あいうえお』編集長
yuuki
フランスで4年間修業した職人歴22年の菓子屋が綴る、小さなお菓子屋さんの作り方。0から3店舗立ち上げた経験を元に『開業・経営』に役立つノウハウや情報を発信しています。
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