お菓子やさん開業時には火災保険の加入が必須です。通常は物件契約時に加入する流れになります。この時注意して欲しいのが、通常の火災保険に加入しないコト。
店舗総合保険は通常の火災保険とは違い、火災に加え水災・風災・雪災・落雷等の災害、盗難等の事故が起きた場合、建物・什器(機材・道具)・商品に発生した損害を補償する事業者向けの保険です。
※通常の火災保険では、什器(機材・道具)や商品の保証はされないので注意!!
さらに、特約で生産物賠償補償や施設賠償責任補償を付帯することで、お客様や経営を守ることができます。
一口に『補償』といっても『共済』や『保険』があるのはご存じですか?どちらも、リスクに備える商品であるという共通点があります。
何が違うのか、どっちがいいのか、どのように選べばいいのかという疑問が沸いてきますよね。
結論から申し上げると、お菓子屋さんにおける『共済』は一定条件の方にはとても有利に働く補償内容です。
自分のお店の置かれた状況を判断することで、保険料の圧縮ができる可能性をもっています。
今回は『共済』と『保険』の違いやどんな風に選択したらよいか解説して行きたいと思います。
保険を選択する時は、ご自身の置かれる状況から以下の2つの選択方法があります。
◎保険の知識のある方
◎火災保険(店舗総合保険)も含める場合
◎網羅したい補償内容が決まっている方
◎比較・検討したい方
◎自身で決定したい方
↓↓↓↓↓
\店舗総合保険の無料診断/
『一括見積へ』の下段『法人の方はこちら』から
◎保険の知識に自信のない方
◎乗り換えを検討されている方
◎共済を含めて検討したい方
◎火災保険(店舗総合保険)も含めて検討したい方
◎相談して決めたい方
↓↓↓↓↓
\強引な勧誘一切なし!/
全国60店舗拠点
共済と保険の違い
スクロールできます➡
保険 | 共済 | |
加入対象 | 不特定多数 | 特定の地域や団体の加入者 |
運営 | 保険会社 | 共済団体 |
運営目的 | 営利事業 | 助け合い |
会員制 | なし | 組合員になる必要がある 年会費や入会金が必要になる |
監督官庁 | 金融庁 | 厚生労働省、農林水産省など 共済団体により異なる |
共済とは
共済という言葉はもともと、「お互いを助け合う」という意味。
共済の加入者はお互いを支えるため『掛け金』を支払い,もしものことがあった時に『共済金』が受け取れるシステムです。
保険とは
保険は金融商品。
『保険料』を支払うことで、もしものことがあったときに必要な資金(保険金・給付金)を受け取れる、保険会社が提供する商品。
共済と保険の用語の違い
スクロールできます➡
保険 | 共済 | |
払う | 保険料 | 掛け金 |
受け取る | 保険金 | 共済金 |
戻ってくる | 返戻金・払戻金・配当金 | 割戻金 |
共済と保険 それぞれのメリット
保険のメリット
- 補償・サービス内容が豊富
- お店にあった補償内容にカスタマイズできる
- サポートが充実している
- 補償内容を相談できる
共済のメリット
- 掛け金が良心的
- 支払いのスピードが速い
広告費などの経費を抑え、掛け金を安くしているため、補償内容は充実している。
飲食店に特化した共済
飲食店や小規模事業主に特化した、代表的な共済は以下の2つ。
スクロールできます➡
お店のマスター | 安心フード君 | |
運営 | ||
加入条件 | 上記組合に加入していること | 上記組合に加入していること |
組合費 | お住まいの地域の全国飲食業生活衛生同業組合 連合会へお問い合わせください | お住まいの地域の日本食品衛生協会へ お問い合わせください |
引受保険会社 | 損害保険ジャパン(株) | 三井住友海上火災保険株式会社 |
保険期間 | 1年間 | 1年間 |
保険料振込方法 | 年払い | 年払い |
生産物賠償リスク | 1億円 | 1億円 |
施設賠償リスク | 1000万円 | 1000万円 |
免責 | 1万円 | 0円 |
共済タイプ | 総合共済 | 総合食品賠償共済 |
共済内容 | 物損害リスク+休業リスク+賠償リスク | 安心フード君 |
掛け金の詳細 | こちらから | こちらから |
共済と保険の併用がおすすめ
保険には保険の良いところ、共済には共済の良いところがあります。
飲食店に特化した共済の『安心フード君』【生産物賠償責任補償・施設賠償責任補償】は補償内容も充実していて、価格も良心的。小さなお店にとっては十分な内容です。
一方、火災や災害に対する共済は範囲が狭いようにも感じます。
今回売り上げが3000万円以下のちいさなお菓子屋さんと想定して見積もりしてもらいました。その結果。店舗総合保険で火災保険やその他の災害・事故に備え、【生産物賠償責任補償・施設賠償責任補償】は共済に加入する。『保険』と『共済』の併用することによって、補償内容と支払額が充実という結論でした。
もちろん、お店の規模や希望する補償範囲により、その選択がベストではない場合もあります。あなたのお店のベストを知るには相見積もりや比較は必要な作業になります。見積もりをした中で、どちらを選ぶか併用するかの答えが見えてきます。
共済は入会金・年会費が発生しますので考慮した上で考えましょう。
保険・共済の判断
何度も繰り返しますが、お店の規模や補償内容(補償範囲)により保険料(払うお金)や保険金(受け取るお金)が変わってきます。
ひとつの判断基準として、以下を参考にしていただければと思います。
●『生産物賠償責任保険』『施設賠償責任保険』のみの加入を考えた場合。
3000万/年 以上の売り上げ ➡ 保険
3000万/年 以下の売り上げ ➡ 安心フード君(共済)
保険を選択する時は、ご自身の置かれる状況から以下の2つの選択方法があります。
火災保険(店舗総合保険)も含める場合
網羅したい補償内容が決まっている方
相見積もりで比較・検討したい方
自身で決定したい方
↓↓↓↓↓
\店舗総合保険の無料診断/
『一括見積へ』の下段『法人の方はこちら』から
乗り換えを検討されている方
共済を含めて検討したい方
火災保険(店舗総合保険)も含めて検討したい方
相談して決めたい方
↓↓↓↓↓
\強引な勧誘一切なし!/
全国60店舗拠点
比較・見積もりの必要性
正確な数字を出すには、あなたのお店の平米数や売り上げ・補償範囲を指定した上での見積もりが必要です。ひとつの保険会社の見積もりで決定せずに、複数を比較することで経費圧縮に努めましょう。
以下の項目に注意した上で見積もりを依頼すると、『保険料の減額』・『補償の充実』が得られます。
- お菓子屋さんの抱えてるリスクを把握
- 自分の経営スタイルに合った補償内容の選択
- 安い保険料は補償内容も劣る場合もあることに注意
- 事故にあった際の補償を想定
- 実績がなく、今後継続して運営されるかどうかが不明な会社に注意
- 損害以外の保証もチェック
- 共済も視野に入れる
お菓子やさんの店舗総合保険の減額について知りたい方は以下の『比較・相見積もりの必要性 | 店舗総合保険の減額方法』で詳しく解説しております。
保険会社の店舗総合保険とは
店舗総合保険
1.店舗の建物・什器・商品に損害が発生するリスク
2.お客様の身体・財産に損害を与え損害賠償責任を負うリスク
3.店舗が休業に追い込まれて売上が減少するリスク
通常の火災保険では、什器・商品の補償はありません。店舗総合保険の特徴です。
店舗総合保険を詳しく知りたい方は以下で詳しく解説してるので確認してください。
店舗総合保険のメリット
私が保険に入ってて、よかったと思えるメリットは以下の3つです。
万全の態勢で経営していることで、信用が得られる。不測かつ突発的に生じた損害 故意や劣化ではない『』に対しての補償が受けられる。
思いもよらなかったメリットとして、什器が壊れたときに保証されたことです。私の保険のイメージだと『火災や水害が起きたときに保証がされる』でした。しかし、実際はもっと身近な事故に対しても対応されるということに驚きました。
詳しくは以下の『メリット|店舗総合保険で助かった。什器・機材の補償』にて詳しく解説しています。
まとめ
保険を選択する時は、ご自身の置かれる状況から以下の2つの選択方法があります。
◎保険の知識のある方
◎火災保険(店舗総合保険)も含める場合
◎網羅したい補償内容が決まっている方
◎比較・検討したい方
◎自身で決定したい方
↓↓↓↓↓
\店舗総合保険の無料診断/
『一括見積へ』の下段『法人の方はこちら』から
◎保険の知識に自信のない方
◎乗り換えを検討されている方
◎共済を含めて検討したい方
◎火災保険(店舗総合保険)も含めて検討したい方
◎相談して決めたい方
↓↓↓↓↓
\強引な勧誘一切なし!/
全国60店舗拠点
【カテゴリ/お菓子屋さんの店舗総合保険】